カバレージ制度
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カバレージ制度とは
会員の方が山岳遭難に遭遇し、捜索・救助費用を会員が負担しなければならない場合、1会員1会員期間あたり550万円を限度にお支払(補てん)する制度です。
お支払した費用総額は、年度末に当年度の全会員で割って、公平な分担をお願いいたします(事後分担金方式)。
事後分担金は、実際にお支払したカバレージ費用のみを割って算出し、責任準備金や予備金を含まないので、保険や共済などと比べ低額です。
従来の保険や共済とは異なる、山を愛する方々を会員とする相互扶助の精神にもとづく全く新しい制度です。
カバレージ制度のお支払対象
国内の山岳遭難における捜索・救助費用の550万円までの実費で、主な費目は次のとおりです。
- 日当
- 交通費(ヘリコプター代含む)
- 消耗品費
- 宿泊費
- 食費
- 関係者現場駆けつけ費用
- 遺体搬送費
- 謝礼費用
病気による遭難も対象として、カバレージされます。二重遭難、共同遭難も対象です。
ただし、既往症・持病等は減額される場合もあります。 また、自力で動けるのに「疲れたから」「日程が遅れたから」などの理由に基づく場合は遭難と認められません。
保険ではありませんので死亡見舞金はありません。
なお、カバレージ制度の公平性・透明性を保つため、支払内容等は、個人情報以外は開示される場合があります。