【寄稿】山岳遭難のレッドカーペットを踏まないで!!

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jRO会員のみなさまへ緊急のお知らせとお願い

“山岳遭難のレッドカーペットを踏まないで!!”

jROは山岳遭難対策制度の運営を開始し11年目を迎えました。8月末の現在、期の半ばを迎えようとしております。そのなかで、今年は特に憂慮すべき遭難が続いております。
現時点でjROが関知している会員の方の山岳遭難のなかで「行方不明遭難」が目立ちます。現在も発見・救助されていない案件が3件あります。
いずれも無雪期での単独登山です。これまでの警察・消防等の第1次捜索では発見・救助されずさらに継続捜索が行われています。また、第2次捜索として民間捜索救助組織による捜索が数次にわたり実施されていますが、まだ発見・救助の報に接していません(平成30年8月30日現在)。

jROの過去の捜索救助費用のお支払い事例の遭難様態の中でも「行方不明遭難」では、≪単独→道迷い→行方不明・転滑落≫の一連の流れが顕著に読み取られます。
jROではこれを“山岳遭難のレッドカーペット”と呼び、特に単独登山で登山口に立たれた登山者の方には「今、レッドカーペットの端に立っている」ことを自認してくださいと申し上げます。
そして、
・道迷いはカーペットの真ん中です。真ん中から引き返してください。
・あなたがどこに登っているか、いつ下山するかを家族に伝えてください。登山届はもちろんです
が、ポイントごとにスマホでメールしましょう。
と強くお奨めいたします。

「行方不明遭難」は事故そのものの重大性はもちろんですが、その後の発見・救助に至るまでのご家族の悲しみやご心配、長く続く捜索・救助活動の困難さ、ご家族の経済的諸問題(給与、ローン、各種経済的負担)、勤務先等との関係の社会的問題などが大きく浮かびます。

今回、緊急に公益社団法人東京都山岳連盟の遭難対策委員である橋本利治氏に寄稿をお願いして、行方不明遭難について警鐘と対応についての提言をいただきました。
会員のみなさまのご一読をお願いいたします。

平成30年8月30日
日本山岳救助機構(jRO:ジロー)合同会社 代表社員 若村 勝昭

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