春夏秋冬山便り-「神室山」(2018年6月)

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今年は、関東甲信地方は観測史上初めて6月中の梅雨明けとなりましたが、栗駒国定公園の西端「神室山」6月下旬梅雨の合間の報告です。

 

この時期の東北は福島以降薄日など晴天率が高く狙い目ではあります。

奥羽山脈中央部、神室山地の主峰(1365m)、古くから修験の霊場で秋田と山形の県境に位置するため両県から縦走路が整備されています。
コース設定により吊り橋、大滝、修験道場の名残の石仏石柱が見られ難所も多く、また豪雪の厳しい環境の自然淘汰を勝ちぬいた巨樹が森林限界まで続きます。ブナはもとよりサワグルミ、カツラ、ホウノキの迫力のある巨樹が沢沿いに続き飽きることはありません。

花の名山でもあり場所により春の花からキスゲなど夏の花の他コバイケイソウが多く見られたので久しぶりに当り年の予感がしました。

今回は神室ダム経由有屋口からウチノスミ沢沿いのコースを選択、二股分岐を左に分けブナを左右に見ながら急登を見晴のきいた前神室山と神室山の稜線に出ます。二股から樹林帯の急登が続くので蒸し暑く水分補給をこまめに。

神室山主峰に至る40分ほどの稜線は視界が広がり月山、鳥海山、栗駒山を確認しながら高山植物も楽しめます、途中左右切れている箇所がありスリップ要注意です。

下山コースは西ノ又沢コースを選択、1時間半ほど不動明王までスリップし易い急坂や残置ロープの下りが続くので気が許せません、その後も定員1名の吊り橋2ヶ所通過まで沢沿いの崩れやすい登山道が続き注意が必要です、このコースは前神室山からパノラマコースを下山にとり周遊コースとして登り専用とすることがが多いようです。

沢沿いの登山道はカツラ、ブナの巨樹が続く明るい下山道をパノラマコースとの分岐点役内口ゴールへと向かいます、落葉広葉樹の宝庫で紅葉時期には是非訪れたいものです。

途中小型車の駐車スペースはありますが縦走の場合ゴール後の足の確保は要注意です、周遊コースは4時間~5時間程度でどのコースも稜線までは急登が続きます。所々残雪もあり6本アイゼンを持参しました、不要でしたが入山前に情報収集怠りなく。

 

ゴール後は車で15分ほどの秋の宮山荘で温泉入浴もいかがでしょうか。

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